中学受験(検)の現状

茨城では、今年から受検できる公立中高一貫校が13校になることで、年々注目が高まっています。
2019年まで県全体の受検者は約1200人程でしたが、2020年には1718人、2021年には2455人と年々急増しています。

中学受験(検)が盛んになっているのは茨城のみではなく首都圏全体にも言えます。
1991年は397,831人の小学6年生に対して約50,000人が受験(検)して全体の約12.5%が中学受験をしました。
2021年は296,777人の小学6年生に対して約52,000人が受験(検)して全体の約17.5%が中学受験をしました。

つまり、30年前と比較すると首都圏の小学6年生の人数は75%以下にもなったにも関わらず受験者数は増えているということになります。

中学受験(検)が人気な一番の理由は高校受験がないことだと言われています。
高校受験がないことにより、13歳から18歳の6年間を分断しない環境で過ごすことができます。
この思春期の6年間をのびのびと過ごせることで、個性が育成されると思います。

また、12歳で中学受験(検)という大変な道を選んで、自分で環境を選び取る努力ができる子は、どんな状況になっても自分で目標を見つけて頑張ることができると思います。
我々は中学受験(検)でしか得られない成長のお手伝いをしたいと考えています。