日本英語検定協会は、2020年度の「英検CBT」「英検2020 1 day S-CBT」の実施会場を全国47都道府県に広げると発表しました。既存の学校施設は借りず、全て専用のテストセンターを設置することで、公平で厳正な試験を全国で目指すということです。
英検CBTとは、4技能を全てPCを用いて受験する方式のことで、2018年8月から採用されています。
英検2020 1 day S-CBTとは、高校2年生のみ対象のCBT方式の試験です。ライティングのみ紙に記述式です。
どちらも一日で4技能をはかることができるという点で、受けやすくなります。CBT方式は、現在は全国15会場でのみ受験可能ですが、全国全ての都道府県に少なくとも1つ以上のテストセンター会場が作られるということです。注意点としては、従来型(筆記と後日の面接で行われる方式)は、大学によっては受験には使えない、ということです。前もって、自分の受けたい大学がどの方式を採用しているのか、常にチェックしておくことが大切です。
方式は様々ですが、出題内容は従来型と大きくは変わらないので、過去問等の対策は引き続き有効です。それだけでなく、学校の教材での日頃の勉強もきちんとしていきましょうね。