最近は日が短くなってきました。
午後5時を回ればあたりは薄暗くなってきます。そのぐらいの時間に学校や外出先から帰宅することも多いでしょう。
そんなとき、ふと空を見上げると見つけることのできる明るい星。
あれは一体何という星なんだろう、と疑問に思ったことはありませんか?
中学3年生はこの時期、理科で天体を習います。そこに登場する金星。
金星は夕方もしくは明け方しか見ることができず、夜中は見ることができません。夕方に西の空に見られる金星を「宵の明星」、明け方に東の空に見られる金星を「明けの明星」といいます。
そして夕方に明るく輝く「宵の明星」のことを一般に「一番星」と呼んでいます。
では、あの夕方に見た明るい星は金星だったのか。
普通の人では、その星が金星なのか、火星なのか、はたまた別の星なのかは区別できませんよね。
そんなときにおすすめするのがこちら。
国立天文台暦計算室「今日のほしぞら」
自分が今いる場所の空にどんな星があるかを教えてくれます。これと実際に見ている空を照らし合わせてみれば、何という星なのかが分かるというわけです。
また、場所や時間、方角を変更することも可能。
例えば今日12月4日(金)の17:00、茨城県では南東の空に火星、南西の空に木星と土星を見ることができます。等級は火星が-1.0、木星が-2.0、土星が0.6で、いずれも十分肉眼で確認できる明るさです。
あとは天気に恵まれるだけですが…。
みなさん、ぜひ探してみてください。