ここ数年、季節の移り変わりが上手くいっていない気がします。
春になっても冬のような天気が続いたり。梅雨がなかなか明けないなぁと思っていたらそのまま8月になっていたり。
台風が日本を訪れる時期も、年々遅くなっているような感じもあります。
皆さんは、景色や気候に対する感受性は豊かでしょうか。
空に浮かぶ雲を見て、色々な物を連想する人もいれば、何もイメージしない人もいるでしょう。
旅先で巨大な岩石を見て、「あの岩は、神様の寝ている姿に見えませんか」などと説明されても、なるほどと納得する人、所詮岩は岩と認識する人など様々です。
現代に生きる我々は、日々の仕事に追われ見えている世界が限られてきているのかもしれません。
自然の変動を鋭く感じ取っていた昔の人々には、全く違った世界が見えていたのではないでしょうか。
太古の神話や伝説も、あながち作り話とは言えないのかもしれません。
突風でなぎ倒された田んぼの稲を見かけたときに、それが巨大な足跡が続いているように思えたときに、ふとこんなことを考えました。