幼い頃から楽器を習っている、という人は少なくないですね。ピアノ、エレクトーン、フルート、バイオリン…小学生や中学生でも、大人顔負けの腕前を披露する子もいたりします。
教養や趣味の一つとして習うぶんには、いつから始めてもいいでしょう。ですが、もし本気でプロの演奏者を目指すとなったら、いったいいつ頃からその道の勉強を始める必要があるのでしょうか。
例えば、中学生になっていきなり「オレ、将来はプロのピアニストになる!」と思い立って実際になれるものなのでしょうか。
もちろん個人の才能や努力に影響される部分もあるでしょう。実際、中学生から本格的にピアノを習い始めてプロになった方もいるようです。
しかし一般的にはやはりもっと早い時期、専門家の意見を平均すると、おおよそ3~5歳の頃から始める必要がある、ということです。この時期の音楽教育は子供にとって非常に有益で、音楽面だけでも「絶対音感が身につく」「音楽脳が作られる」「耳が良い音楽を聴き分けられる」能力が発達するそうです。
耳が良くなるということは脳の発達にとても良く、知能指数が10ポイント程度上がり、集中力、暗記力が良くなるなどの効果もあるとのこと。
プロを目指すのであれば時間だけでなく努力も必要です。スポーツや料理など、手を怪我する恐れのあることは控える。バレーやバスケなどもってのほか。友だちと遊んだり、スマホをいじる時間があるなら練習練習…。
頭が下がります。
プロを目指す人達、がんばれ~。