自由研究は何をやるのか

もうすぐ夏休みが始まります。

学校によっては、すでに課題が発表されたところもあると思います。

 

ワークや自学ノート課題などは時間をかければこなすことができますが、ポスターや工作など一から構想を練らなくてはならない課題は、思いの外厄介なものです。特に夏休みの自由研究などは、手を焼いている人も多いと思います。

 

さて、この自由研究についてですが、一番良い研究内容の決め方は、「誰もやっていないことをやる」ということです。今の時代、インターネットを調べれば簡単で面白そうな研究テーマがいくらでも見つかると思います。しかしそれは、自分で実践するまでもなく結果が分かりきっています。せっかく時間を割いて研究するなら、オリジナリティに富んだものにしたいです。

 

たとえば、この文章の筆者であるわたしは『UFOは存在するのか』というテーマの自由研究を、中学生の時に実施した記憶があります。テーマ設定の理由、結果、考察を模造紙にまとめて、実験の様子を記録した野帳ノートを添えれば、立派な研究の出来上がりです。自由研究をまとめる行為は、将来大学生になった際にも少しながら役立ちますので、ぜひ気合を入れて取り組んでみてください。

 

誰とも競合しないフィールドで勝負する、というのは実はとても重要なことです。誰かの後追いをしていては、一番になることが難しいです。最小限の力で大きな結果を掴み取る。そのためには、みんなが望んでいるけれど誰も実践していない、そんなことを見つける努力をしてみましょう。